訪問診療・往診のご案内

ご自宅・施設まで、
医師・歯科医師がうかがいます

通院が難しくなった皮膚口元のお悩みに、
皮膚科専門医・歯科医師が直接お伺いします。

ご本人・ご家族 在宅医・施設・ケアマネ様

初回ヒアリングは5〜10分のお電話から。
対応の可否を含めてご相談を承ります。

「訪問診療」と「往診」の違い

よく混同されますが、保険診療では別の診療形態です。当院では両方に対応しています。

定期的・計画的

訪問診療

通院困難な方のご自宅・施設へ、
あらかじめ計画した日程で定期的にうかがう診療です。
慢性的な皮膚疾患・口腔ケア・義歯調整など、
継続的な医療が対象。

頻度の目安:月1〜2回

急変時・臨時

往診

症状が急に悪化したときなど、
ご連絡を受けてその都度うかがう診療です。
グラグラの歯・歯茎の腫れ・帯状疱疹の急性期など、
緊急対応に対応。

対応:診療時間内のお電話で個別相談

こんな方を対象としています

下記のいずれかに当てはまる方は、訪問診療・往診のご相談をいただけます。

  • 寝たきり・車椅子で
    外出が難しい
  • 認知症などで
    通院の負担が大きい
  • 退院直後で
    体力が回復していない
  • ご家族の
    介助・送迎が難しい
  • 有料老人ホーム・サ高住など
    施設に入居中の方
  • 複数の慢性疾患があり
    外出に時間がかかる

対応できるかご不明な場合も、
まずはお電話で生活状況をお聞かせください

訪問でできること

皮膚科・歯科の専門医が、ご自宅でできる範囲の診療をご提供します。

皮膚科訪問

皮膚科の訪問診療

  • 湿疹・かゆみ・乾燥肌のご相談と外用処方
  • 帯状疱疹・白癬(水虫)の診断と治療
  • 褥瘡(床ずれ)の創部観察と外用処置
  • 院外処方の発行
  • ご家族・施設職員へのスキンケア指導

担当:金子 信幸(医学博士/日本皮膚科学会 皮膚科専門医)
皮膚科医として約40年、地域医療に従事してきた院長が直接お伺いします。

歯科訪問

歯科の訪問診療

  • 誤嚥性肺炎の予防を目的とした口腔ケア
  • 義歯(入れ歯)の調整・新規作成
  • 緊急対応:グラグラの歯・歯茎の腫れ・抜歯
  • 食事中のムセに対する嚥下内視鏡検査(VE)
  • ご家族・施設職員への口腔ケア指導

担当:金子 泰久(歯科医師)
高齢者の摂食嚥下を踏まえ、食べる楽しみを守る歯科訪問を心がけています。

最近、食事中によく「ムセ」ませんか

飲み込みの不安は、
誤嚥性肺炎の入口になることがあります。
当院ではご自宅で受けられる
嚥下内視鏡検査(VE検査)を行っています。

嚥下内視鏡検査(VE検査)とは

鼻から細いファイバースコープ(直径約3mm)を入れて、のどの動き・飲み込みの様子をその場で観察します。ムセが出ない「不顕性誤嚥」の評価もできるため、誤嚥性肺炎のリスクを早めに見つけられます。

  • 所要時間:20〜30分
  • 場所:ご自宅・施設で実施可能(病院に行く必要はありません)
  • 検査後:口腔ケア・食事形態・姿勢の助言、ご家族や施設職員への指導まで

「最近よくムセる」「食事に時間がかかる」「肺炎をくり返している」── 早めにご相談ください。

訪問では難しい治療について

ご自宅・施設では、設備・安全管理の都合で
対応できない治療があります。
あらかじめご了承ください。

皮膚科で難しいこと

  • 大きな皮膚腫瘍・粉瘤の手術
  • 全身麻酔を要する処置
  • 入院・手術室での処置が必要な治療
  • 美容医療・レーザー治療

歯科で難しいこと

  • インプラントなどの外科的治療
  • 全身麻酔下の処置
  • 大規模な補綴・矯正治療
  • ご自宅・施設の環境では安全に行えない処置全般

ご相談から訪問までの流れ

まずはお電話・LINE・メールでご連絡ください。
シンプルなやり取りで訪問までご案内します。

1

お電話・LINE・メールでご連絡

症状・お住まい・ご希望日などをお伺いします。
お電話:092-847-7575

2

対応可否のご返答

お聞きした内容をもとに、当院で対応可否を判断のうえご返答します。

3

必要書類のお手続き

同意書計画書をご準備いたします。
主治医医療機関からのご依頼の場合は、診療情報提供書もお願いします。

4

ご訪問日にお伺い

診察・処置を行い、院外処方にてお薬を処方します。

5

月1〜2回の定期訪問

以降は月1〜2回を目安にご訪問します。

対応エリア

当院(早良区西新2-9-48 西新ルッソ1)から
半径16km圏内を保険診療上の上限とし、
実運用は下記を中心に対応しています。

中心エリア
  • 早良区
  • 西区
  • 中央区
  • 城南区
ご相談対応エリア
  • 南区
  • 博多区
  • 東区
  • 那珂川市の一部

対応エリアか分からない場合も、
まずはお電話でご相談ください。
実際の往診ルート・移動時間も考慮して個別にご回答します。

費用について

訪問診療・往診はすべて保険診療です。自己負担割合に応じてご負担いただきます。

保険診療です

健康保険・後期高齢者医療制度・公費医療制度をご利用いただけます。自己負担は1〜3割

追加でかかる費用

処置・検査・お薬の費用が加算されます。夜間・休日の往診には時間外加算がかかります。

交通費について

通常の対応エリア内では交通費は原則いただきません。遠方の場合のみ事前に実費をご相談。

お支払い方法

請求書は翌月中旬に郵送するか、翌月の訪問日にお渡しすることも可能です。
お支払いは、その場での現金もしくは銀行口座へのお振込でお願いいたします。
口座情報は後日、電話・メール・LINEでお伝えします。

具体的な目安は、診療計画が決まった段階で事前にご説明します。

ご依頼の2つのルート

ご依頼の経路によって、必要なお手続きが異なります。

ルート 01

ご本人・ご家族から直接ご依頼の場合

在宅医(訪問診療の主治医)がついていない方/
通院困難になり、皮膚・口元のお悩みで初めて訪問をご検討の方

  1. お電話・LINE・メールでご連絡
    (症状・お住まい・ご希望日をお伺い)
  2. 当院で対応可否を判断のうえご返答
  3. 同意書のご記入をお願いします
  4. 当院で計画書を作成
  5. ご訪問日にお伺い・月1〜2回の定期訪問
ルート 02

在宅主治医・施設・ケアマネ様からのご依頼

すでに別の在宅主治医がついている方の、
皮膚科・歯科に関する専門連携のご依頼を承ります

主治医医療機関の先生方へ:書類のやり取りについて

ご依頼にあたり、主治医医療機関から当院宛に「診療情報提供書」のご発行をお願いいたします。
郵送・FAX・メールいずれの方法でも構いません。

当院からは初回時に計画書・同意書を主治医医療機関へお送りします。
その後は訪問のたびに報告書(訪問日・症状・処方薬など)をお送りします。

  1. お電話・FAX・メールでご一報ください
  2. 主治医医療機関にて診療情報提供書をご発行のうえ、当院へお送りください(郵送・FAX・メールいずれも可)
  3. 症状・ご訪問日などをお伺い
  4. 当院から計画書・同意書を主治医医療機関へお送り(初回のみ)
  5. ご訪問日にお伺い・以降は訪問のたびに報告書を主治医医療機関へお送りします

※ 算定区分は在宅患者訪問診療料(Ⅰ)の2を基本とし、月1回・原則6か月以内でのご依頼に対応します(医学的必要性により延長可)。

よくあるご質問

ご相談前にご確認いただきたい内容をまとめました。

対応エリアはどこまでですか?

当院から半径16km圏内が保険診療上の上限です。実運用では早良区・西区・中央区・城南区を中心に、南区・博多区・東区・那珂川市の一部までご相談を承っています。お住まいが対応エリアか分からない場合もまずはお電話で。

訪問の頻度はどれくらいですか?

訪問診療は月1〜2回が基本です。病状の安定度・処置の頻度によって、診療計画の段階で個別にご相談のうえ決定します。

すでに別のクリニックで訪問診療を受けています。皮膚科・歯科だけお願いできますか?

はい、可能です。現在の主治医の先生から当院宛に「診療情報提供書」をご発行いただく形での連携になります。月1回の訪問を基本とし、診療結果は主治医の先生へご報告いたします。詳しくは「ご依頼の2つのルート」をご覧ください。

通院中ですが、訪問診療に切り替えることはできますか?

通院困難になられた場合、外来から訪問診療へスムーズに移行できます。これまでのカルテ・治療経過を踏まえて診療計画を立てられるのが、外来と訪問の両方を行う当院の強みです。

お薬はどうやって受け取りますか?

当院は院外処方です。
訪問でお薬を受け取れる薬局もございますので、ご家族・ケアマネ様で事前にお調べいただくか、必要に応じて当院でもお調べしますのでご相談ください。

最近食事中によくムセるのですが、診てもらえますか?

はい、嚥下内視鏡検査(VE検査)がご自宅・施設で受けられます。鼻から細いファイバースコープで飲み込みの様子を観察し、誤嚥性肺炎のリスク評価を行います。検査後は口腔ケア・食事形態・姿勢の助言まで対応します。

入れ歯(義歯)が合わなくて困っています。訪問で対応できますか?

はい、義歯の調整・新規作成に対応しています。合わない入れ歯は食事の楽しみを大きく損ない、栄養状態にも影響します。まずはお電話で状況をお聞かせください。